ビターキッズ
前回
→女子力が海に流れていく - foottan×foottan=0
子供時代バレンタインチョコは手作りをあげていた。
自分が子供の時バレンタインのチョコ=手作りチョコのイメージがあったのもあるが、自分はおこづかいが少なかったので買える物にも限りがあり普段お菓子は食べられなかった。
ただそんな現状に納得出来なかった自分は親に
「バレンタインで友人にチョコをあげるのでいくつか作成し、一番上手く出来たものをあげてもいいかな?」と提案し、親からお金をもらい材料の買い出し・レシピ探し・作成は自分で行った。
そしてバレンタインチョコが出来上がり間近になると友達にあげるチョコは上手く完成させ、自分が食べたいと思ったものはワザと失敗し親に材料を粗末にしてしまったことを謝った。
そしてバレンタイン当日成功したものは友人にあげ、失敗したものは家族で分けて食べたが、
いつもより食べられるお菓子の量が多かったので嬉しかった。
おそらく自分がバレンタインを通して学んだことはお金の大切さやお菓子作る大変さではなく、
どうやったら親にバレずに自分の目標を達成出来るかだったと思う。
大人になってからお金を稼げるようになりバレンタインのチョコを購入出来るようになったので、何を選べば相手が喜んでくれるか悩むようになりました。
なのでお店で買ったバレンタインチョコの方が気持ちがこもっていると思ってしまっている自分がいる。
(知り合いから手作りチョコ欲しい?と聞かれたら喜んでもらうが)